馬鈴薯

馬鈴薯1

出荷時期

こだわり

北海道の農作物」として一番最初にあげられるのが「馬鈴薯(バレイショ)=じゃがいも」でしょう。
幕別町も出産地の一角を担い多種多様な馬鈴薯を作付けしております。
馬鈴薯は大きく以下の通りに分類しております。

澱原用 デンプン原料用です。デンプンは勿論、カップ麺や医薬品の果てまで様々な用途に使用されています。 栽培品種
コナフブキなど
加工用 フライドポテトやポテトチップス、コロッケ、ポテトサラダなどの加工食品に使用されます。 栽培品種
トヨシロ・ワセシロ・さやかなど
青果用 一般に店頭で販売されている品種です。 栽培品種
男爵・メークイン・キタアカリ・とうや・ホッカイコガネ・インカのめざめなど
種子用 各品種の種子専用です。主に幕別町内で使用しています。 栽培品種
男爵・メークイン・キタアカリ・ホッカイコガネ・とうや・インカのめざめ・トヨシロ・ワセシロ・さやか・エニワ・コナフブキなど

 

青果用品種「メークイン」・「とうや」・「インカのめざめ」と加工用品種「さやか」は、JA幕別町でも特に力を入れている品種です。「YES!clean」に登録されたものは、農薬や化学肥料を減らした栽培を行っております。

メークイン

食味がよく皆さんも口にする男爵薯と並び最も有名な品種です。煮崩れしづらいため、煮物などに向いています。芽が浅く調理しやすいのも特徴です。
一方、常温下では早めに発芽してしまう欠点がありますが、その場合芽をとって調理します。
農薬や肥料を減らしYes!clean!にも取り組んでおります。

とうや

男爵にかわるじゃがいもとして、平成5年から栽培に取り組んできました。肥大性が良く、早生で大粒な品種です。芽が浅く調理しやすいのも特徴です。
カロリーが低く、ビタミンCは「男爵」や「メークイン」より多く、とってもヘルシーなじゃがいもです。
栽培中に以降大雨が降ると急に肥大し、裂開して製品歩留まりが極端に悪くなり栽培が難しい品種です。メークイン同様Yes!Clean!に取り組んでおります。

さやか

は、大粒・多収、白肉で芽が浅い品種です。えぐみやイモ臭さが無く淡白な味ですが、味付けしやすくポテトサラダに適しています。そのためJA幕別町では主にポテトサラダの原料として日本各地に業務用で出荷しています。

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効用

馬鈴薯2

じゃがいもは、稲(米)や麦(パン)と同じく、人間が生きていく上で重要な食の糧であり主食と同等扱いにしている国も多くあります。
簡単な調理で空腹を満たすことも可能ですし、手を加えれば食味がしつこくない分色々な食材とマッチし、様々な料理に利用できます。
食物繊維が少ないためか、おならはあまりでません。
満腹感の割には摂取カロリーが少ないため、最近では過食防止の食品としても人気があります。
じゃがいもは炭水化物が主成分ですが、ビタミン類なども含まれており、熱に弱いビタミンCもデンプン粒に守られ加熱しても崩壊が少なく、効率的に摂取できます。

 

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