職員紹介 – 購買部

森 大樹

購買部 生産資材課
森 大樹

経歴

 就活時に、弟がすでに別単組に勤めていたことから仕事内容を聞いた上で自分でも出来そうだと楽観的に考えていたことから入組志願に至る。入組してからは農産部馬鈴薯生産販売課に配属となった後、専門的な部門で組合員と接していくことになるが、9年間同部署に勤めることで組合員との関係値を樹立、その後、購買部農修燃料課に3年間勤めた後、同部署生産資材課に異動となり係長として日々業務に当たっている。

日々の“一生懸命”は
自身の誇りに繋がる

想像とはかけ離れた世界

 入組まもなくのことを振り返ると物凄く「仕事」というものに関してナメていたなと(笑)

 自分より先に他単組で勤めていた弟の話を聞いて農協の仕事について楽観的に考えていた自分がいたと思います。事務的な仕事がメインで淡々とこなしていくような仕事だと思っていたのですが、農産部に配属となり、長靴を履いて、畑に出向いて、栽培指導のような仕事をするとは到底思ってもみなかったです。当時のことを思うと知識ゼロの私でしたが、少しでも早く組合員のために何か貢献できるようになろうと、信頼されるよう自分の知識を高めようと努力の時間を要したことがやっぱり大変だったなと、気づいたら9年経っていたという感じでしょうか。そんな感覚です。

森 大樹
森 大樹

様々な経験から広がっていく視野

 その後、異動も経験し、立場も変わったことで物事を異なる角度から見ることが出来るようになりました。そのようになって思ったことは「あの時自分が大変だったことって実はそんなに大変ではなかったんじゃないか」ということでした。やはり農協の仕事というものは世間に浸透しているわけではないので、色々な業務を仕組化することで、私のような農協についてよく知らなかった人でも入組後スムーズに農協の仕事に携わっていけるような指導、育成に日々当たるよう部下と接するときには心掛けています。その結果、全員が平等に成長し、自分たちの職場環境もクリアになることで仕事の生産性も向上する。その仕事の結果を組合員に還元することで、より良い経営をしてもらうことが理想だと考えているので、その第一歩として今自分がいる課内ではそのような環境整備に重きを置いています。

「何かに打ち込める」は立派な能力

 現在、私が配属されている生産資材課の仕事でいうと農協の仕事の中で1番と言っていいほど外部の方々と仕事をする機会が多いです。コミュニケーション能力はもちろん営業スキルなども身につけることができます。ですが、一方で長靴を履いて畑に出向く仕事もあれば貯金窓口で銀行員のような仕事をすることもある職場です。私は就活時にただ漠然と地元に帰って働くことだけを考えていて、やりたいことなんてありませんでした。就活生の皆さんの中にもそのような方はたくさんいると思います。多種多様な仕事を受け持つ農協はそのような方でも“何か自身にハマる可能性を秘めている”そんな職場と言えるかもしれません。

 そんな私でも仕事に携っていく中で気づいたことがあるとすれば、当時の自分は一生懸命だったなと思います。視野は狭かったかもしれませんが、右も左もわからない頃だったのでそちらを向く必要は無く、目の前の事にただただ必死でした。就活生の皆さんも今なにか部活でも趣味でもいいので中途半端なものではなく本気で取り組んでいるモノはありますか?その経験や知識が思わぬところに活きてくるような職場です。

 “今”を一生懸命なあなたとお仕事ご一緒できることを楽しみにしています。