幕別町はパークゴルフ発祥の地で、十勝平野の中心に位置し、帯広市に隣接する緑豊かな町です。気候の特徴としては、道内でも雪は少ない方で夏は過ごしやすい気候です。JA幕別町では生産者が丹精込めて育てた良質で安全安心な農畜産物を、皆様の食卓へお届けしています。
当JAでは、小麦や豆類などの畑作品目をはじめ、じゃがいも、ながいも、大根、人参、ゴボウ、たまねぎ、レタス、キャベツ、白菜、アスパラ、ニラなど、多くの野菜と、生乳(牛乳の原料)の生産、和牛の育成・肥育など多品目にわたり生産しています。野菜類は遠く沖縄まで全国各地に出荷しています。特に力を入れているのがジャガイモの「インカのめざめ」で、まだ名前も付いてなかった頃から作付けし、現在では国内有数の産地となっています。
それぞれの作物ごとに生産者の創意工夫があり、情熱を注ぎこんでいます。生産者と共に歩み、共に成長できる。「協同の理念」に基づき、人の成長を促す、そのような職場を目指しております。
また、JAの取組はSDGs達成に向けて大きく貢献しています。協同組合の精神である「一人は万人のために」、「万人は一人のために」は、「誰一人取り残さない」という理念を掲げるSDGsに非常に近い理念のもと、仕事をしています。SDGsは、自分たちの未来が、誰もが安心して豊かに暮らし続けることができるように取り組む目標であり、協同組合が古くから目指してきたことと同じなのです。さらに農業は、自然の中で農産物を育て・提供する仕事のため、貧困や飢餓をなくしたり、陸や海の自然環境を守ったり、SDGs達成の大きな力になります。JAだからこそできることが、SDGsを推進することに繋がります。
人々のライフスタイルも変化、多様化し、食に対するニーズも急速に多様化する中で、これからも、誰一人取り残さず、安全で美味しい農畜産物をお届けするためには若い世代の活躍が重要なキーとなります。“日本の食文化を支える”という情熱を持った皆様とお仕事できることを組合員、職員一同楽しみにしています。